夏になると気をつけたいのが熱中症。水分補給はもちろん大切ですが、それだけでは対策として十分ではないケースもあると言われています。
今回は、2026年5月20日放送の日本テレビ「DayDay.」で紹介されていた「塩バナナ」についてご紹介します。テレビ朝日「グッド!モーニング」でも同様に取り上げられていた内容で、特別な道具や材料がなくても、冷蔵庫にあるバナナと塩だけで手軽にできる夏の食習慣として注目されているようです。あくまで番組内で紹介された一例であり、効果には個人差がありますので、参考情報としてご覧ください。
1. 夏本番、水分補給だけでは対策不十分?
汗をかくと、体からは水分だけでなくナトリウムをはじめとしたミネラルも一緒に失われると言われています。特に、屋外での作業やスポーツなどで長時間大量の汗をかく場合は、水分だけでなく塩分も失われやすくなるため、水分とあわせて適切に補給することが大切とされています。一方で、日常生活で軽く汗をかく程度であれば、通常の食事とこまめな水分補給で十分な場合もあるとされています。
近年は猛暑日が続く年も多く、朝ごはんをしっかり食べる習慣や、こまめな休憩と合わせて、ちょっとした「食べる対策」を取り入れる人も増えているようです。塩バナナは、そうした工夫のひとつとして注目を集めています。
2. 塩バナナとは?番組で紹介された経緯

「塩バナナ」は、冷やしたバナナに少量の塩をかけて食べるというシンプルな食べ方です。バナナにはカリウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれている一方、ナトリウムはほとんど含まれていないとされています。そこで少量の塩を加えることで、汗によって失われやすいナトリウムを補うことを目的とした食べ方として紹介されていました。なお、一般的なバナナ1本(可食部約100g)には、カリウムがおよそ360mg含まれているとされており、夏場の栄養補給として取り入れられることもあります。
もともとは、長距離を走るトレイルランニングの補給食として、医師によって考案されたことがきっかけと言われています。番組内では、過酷なレースで実践され、その後一般にも広まった事例や経験談が紹介されていました。なお、その効果には個人差があり、医学的な効果を保証するものではありません。スイカに塩をかけて食べる昔ながらの習慣と同じような考え方として紹介されることもあります。
3. 基本の塩バナナの作り方
- 材料:バナナ1本、塩ひとつまみ
- 作り方:冷蔵庫で冷やしたバナナに、塩を軽くふりかけるだけ。
- ポイント:塩の量はひとつまみ程度が目安とされ、かけすぎには注意が必要です。冷やして食べることで、甘みと塩気のバランスが感じやすくなるとも言われています。
スイカに塩をかけて食べる、昔ながらの夏の習慣を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。塩バナナも同じような発想で、果物そのものの甘みを引き立てながら、手軽に塩分を補えるのが特徴だと紹介されていました。おやつ代わりや、外出前のひと口として取り入れやすい食べ方のひとつです。
4. アレンジ「塩バナナスムージー」の作り方

番組内では、ブレンダーを使わずに作れるアレンジレシピも紹介されていました。ジップ付きのポリ袋を使う、手軽な方法です。
- ジップ付きポリ袋にバナナ1本と塩をひとつまみ入れる
- 袋の上からよく揉み込み、バナナをつぶす
- 豆乳100mlを加えて混ぜ合わせる
- グラスに注ぎ、氷を入れてひんやりさせたら完成
洗い物も少なく、暑い時期の朝食や間食として取り入れやすいアレンジです。豆乳の代わりに牛乳やヨーグルトを使うと、また違った味わいが楽しめます。氷の量を調整すれば好みの濃さに仕上げることができ、暑い日でも飲みやすい一杯として紹介されていました。
5. 食べる際の注意点
塩バナナを取り入れる際は、いくつか気をつけたい点もあります。まず、塩バナナはあくまで食習慣の工夫のひとつであり、水分補給の代わりになるものではないとされています。汗で失われる水分量は多いため、塩バナナと合わせてこまめな水分摂取を続けることが大切です。屋外での作業やスポーツの前後には、水やスポーツドリンクなども併用すると安心です。
また、塩分のとりすぎが気になる方、高血圧や心疾患などで食塩を制限されている方は、量を控えめにするか、事前にかかりつけ医に相談することをおすすめします。バナナに含まれるカリウムについても、腎臓の機能などにより制限が必要な方は、医師に相談したうえで取り入れるようにしましょう。持病があり薬を服用中の方も、念のため医師や薬剤師に確認しておくと安心です。
塩の量はあくまで「ひとつまみ」程度が目安とされており、たくさんかければかけるほど良いというものではありません。おいしく続けられる範囲で、少量から試してみるのがよさそうです。
6. まとめ

塩バナナは、冷やしたバナナに塩をかけるだけで作れる、手軽な夏の食習慣のひとつとして番組で紹介されていました。基本の塩バナナに加えて、スムージーにアレンジする方法も試しやすい内容です。ただし、水分補給の代わりにはならないこと、塩分やカリウムの摂取量に注意が必要な方がいることは押さえておきたいポイントです。
特別な道具や材料を用意しなくても、冷蔵庫にあるバナナと塩ひとつまみから始められるのも続けやすいポイントです。無理のない範囲で、こまめな水分補給や適度な休憩と組み合わせながら、暑い夏を乗り切るための工夫のひとつとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
本記事についての注意事項
本記事でご紹介した内容は、番組で紹介された情報や一般的な知見に基づき構成しています。特定の症状や病気の治療・改善を保証するものではありません。症状が続く場合や不安な場合は、早めに医療機関にご相談することをおすすめします。
