「ノンストップ!で紹介」夏バテと“腸漏れ”の関係とは?腸内環境を整える生活習慣

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「暑さのせいか体がだるい」「食欲が落ちて、なんとなく調子が悪い」。夏になると、このような不調を感じる方も多いのではないでしょうか。

2026年7月31日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」では、夏バテだと思っていた不調の背景として注目される「腸漏れ」について紹介されました。

腸は食べ物の栄養を取り込むだけでなく、体に不要な物質が内部へ入り込むのを防ぐ役割も担っています。番組では、夏の生活習慣と腸の状態をテーマに、毎日の食事や生活で意識したいポイントが取り上げられていました。

ただし、「腸漏れ」や「リーキーガット症候群」という言葉は、一般向けの健康情報で使われることがある一方、日本で広く確立された正式な病名というわけではありません。本記事では番組で紹介された内容をもとに、現在分かっている範囲と注意点を整理します。

この記事で分かること

  • 番組で紹介された「腸漏れ」の意味
  • 腸のバリア機能が果たしている役割
  • 夏に食生活が乱れやすい理由
  • 腸内環境を意識した食事と生活習慣
  • 体調不良が続く場合の注意点

「腸漏れ」とはどのような状態?

腸の内側には「腸管バリア」と呼ばれる仕組みがあります。必要な栄養素を取り込みながら、細菌や有害な物質などが簡単に体内へ入り込まないようにする、いわばフィルターのような役割です。

医学研究では、このバリア機能が低下し、腸管の透過性が通常より高まった状態を「腸管透過性の亢進」と表現することがあります。一般的な健康情報では、この状態が「リーキーガット」や「腸漏れ」と呼ばれる場合があります。

ただし、「腸漏れ」という言葉だけで特定の病気を診断することはできません。だるさ、食欲低下、肌の不調などには、睡眠不足、脱水、栄養不足、感染症、ストレスなど、さまざまな原因が考えられます。

「夏バテだと思っていたら、必ず腸漏れだった」という意味ではないため、言葉だけで自己判断しないことが大切です。

夏は腸の調子が乱れやすい?

夏は暑さによって食欲が低下しやすく、そうめんや冷たい飲み物など、口当たりのよいものだけで食事を済ませる機会が増えます。その結果、たんぱく質や食物繊維などが不足し、食事のバランスが偏ることがあります。

また、寝苦しさによる睡眠不足、屋外と冷房の効いた室内との温度差、発汗による水分不足など、体調管理を難しくする要因が重なりやすい季節でもあります。

こうした生活の変化が、必ず腸管のバリア機能を低下させると断定することはできません。しかし、食生活や睡眠の乱れは、おなかの調子を含む全身のコンディションに影響する可能性があります。

腸内環境を意識した食事のポイント

腸の状態が気になるときも、特定の食品だけを大量に食べる必要はありません。主食、主菜、副菜を組み合わせ、無理なく栄養バランスを整えることが基本です。

水溶性食物繊維を含む食材

海藻、オクラ、大麦、もち麦、果物などには、水に溶けやすい食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内細菌の働きにも関係するため、普段の食事に少しずつ取り入れる方法があります。

  • わかめやめかぶをみそ汁に加える
  • 白米にもち麦を混ぜる
  • オクラや納豆をごはんに添える
  • 間食を菓子類から果物に置き換える

食物繊維を急に増やすと、おなかの張りやガス、下痢などを感じることもあります。体調を確認しながら徐々に増やすことが大切です。

発酵食品は少量から取り入れる

ヨーグルト、納豆、みそ、ぬか漬けなどの発酵食品は、毎日の食事に取り入れやすい食品です。

ただし、発酵食品を食べれば腸漏れが治るという意味ではありません。塩分や糖分を多く含む商品もあるため、量や組み合わせにも注意しましょう。

脂っこい食事やアルコールに偏らない

暑い日は食欲が出ない一方、夜になると揚げ物やアルコールが増えることもあります。脂質の多い食事や飲み過ぎが続くと、胃もたれや下痢などにつながる場合があります。

完全に避けるのではなく、食べる量や頻度を見直し、野菜料理や汁物などと組み合わせることが現実的です。

生活習慣で見直したいポイント

水分をこまめに補給する

夏は汗によって水分が失われます。喉が渇いてから一度に大量に飲むのではなく、日中に少しずつ補給することを意識しましょう。

大量に汗をかいた場合には、水分だけでなく塩分も失われます。屋外での作業や運動時は、その日の活動量や体調に合わせた補給が必要です。

睡眠時間と生活リズムを整える

睡眠不足が続くと、食欲や疲労感だけでなく、日中の集中力にも影響します。寝室の温度や湿度を調整し、就寝前の飲酒や長時間のスマートフォン使用を控えることも、睡眠環境を見直す方法のひとつです。

無理のない範囲で体を動かす

軽い散歩やストレッチなど、無理のない運動を生活に取り入れることも、体調管理の基本です。

ただし、気温や湿度が高い時間帯の運動は熱中症の危険があります。早朝や日没後を選ぶ、室内で行う、体調が悪い日は中止するなど、安全を優先してください。

「腸漏れ検査」や健康食品にも注意

インターネット上では、「腸漏れを検査できる」「このサプリメントで腸のバリアを修復できる」といった情報を見かけることがあります。

しかし、腸管透過性の評価方法については研究が続いており、一般の人を対象とした統一的な診断基準や標準治療が確立されているわけではありません。

高額な検査や健康食品をすぐに購入するのではなく、症状が続く場合は医療機関で相談することが大切です。服用中の薬がある方は、健康食品やサプリメントとの併用について医師や薬剤師に確認してください。

医療機関への相談を考えたい症状

だるさや食欲不振をすべて夏バテや腸の問題と決めつけるのは危険です。次のような症状がある場合は、自己判断で様子を見続けず、医療機関への相談を検討してください。

  • 強い腹痛や嘔吐が続いている
  • 下痢や便秘が長期間続いている
  • 便に血が混じる、または黒い便が出る
  • 原因が分からない体重減少がある
  • 水分を十分に取れない
  • 高熱や意識のぼんやりした状態がある
  • 日常生活に支障が出るほど強い疲労感がある

まとめ

2026年7月31日放送の「ノンストップ!」では、夏バテのような不調と「腸漏れ」という考え方について紹介されました。

腸管のバリア機能や腸管透過性は実際に研究されている分野ですが、「リーキーガット症候群」は日本で広く確立された正式な病名ではなく、さまざまな不調との因果関係についても研究段階の部分があります。

体調を整えるためには、特定の食品や健康食品だけに頼るのではなく、バランスのよい食事、適切な水分補給、十分な睡眠、無理のない運動といった基本的な生活習慣を見直すことが大切です。

「夏だから仕方がない」と決めつけず、症状が長引く場合や強い不調を感じる場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

参考情報
番組名:フジテレビ系「ノンストップ!」
放送日:2026年7月31日
放送テーマ:夏バテかと思ったら「腸漏れ」・予防法について

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